包み込まれるようなその座り心地の高さにはいかにもアメリカ
らしい面白いエピソードがあることをご存知でしょうか！

その昔、イームズ夫妻がデザインしたこちらの
Lunge Chair & Ottoman購入したアメリカ人が

「あまりの快適性の高さから座るとつい寝てしまうじゃないか！」
と訴訟を起こしたことがあるといいます。

もちろんこれでメーカーやデザイナーが敗訴することはなかったが日本と比べると裁判が起こしやすい環境として知られる
アメリカ
らしい逸話に思わず可笑しくて笑ってしまいますね(笑)

プライウッドの突板に用いられたローズウッドは現在では
ワシントン条約に基づいて伐採が禁止されているので
現行品では選べない仕様です。

そのほかにも、発表当時と現行品とを比較すると
仕様の異なる点がいくつか存在します。

・プライウッドの枚数が増えたこと
・クッション材がフェザーとダウンからウレタンに
変更されていること

これが案外大きな違いで、
全体的な雰囲気が大きく左右されると常々感じています。

もちろんプライウッドの枚数が増えるということは
頑丈さが増したこととイコールなのですが、、

ルックス的にどちらがカッコいいかというとここはやはり
ビンテージ家具屋の偏りのある意見、
オリジナル品の纏う
その雰囲気は垂涎必死と主張させていただきたい。