
アイテム名LCM(Lounge Chair Metal base) デザイナーCharles & Ray Eames メーカーHerman Miller
どちらかというと、LCM派。
何と比べての話かというともちろんそれはLCW。


LCM(Lounge Chair Metal leg)
LCW(Lounge Chair Wood leg)
どちらも同じシリーズのチェア作品ですが両者の違いは座面と
背板を支えるフレームと脚部の素材。
それぞれ”M”は「メタル」、”W”は「ウッド」の頭文字から
きています。
この素材の違いで座り心地に大きな影響はないように
感じますので好みが分かれるのはルックス面でしょう。

もちろん全パーツ木材で成形されているLCWも好きです、
大好きなのですがスチールとウッド、
異素材が組み合わせられたLCMの容姿が私には美しく映ります。
脚が細く、どこかシュッとした印象。

ちょっぴり見切れているIsamu NoguchiのCoffee Tableとの
相性も抜群です。
容姿端麗なLCM
×
儚げでセクシーなノグチのコーヒーテーブル
どちらもミッドセンチュリー期を代表するど真ん中な
作品同士ですがやはり良い◎
今また気分です!


ちなみに今回当店に入荷している個体は発表後、
最初期に生産された個体です。
画像の通り、座面の裏にはHermanMiller社とEVANS社両社名が
プリントされたラベルが確認できます。

LCMは生産された年代によって脚先のグライズパーツの仕様に
変遷が生じています。
これもまた年代を見極める際に
もれなく注目すべきポイントの一つ。

そして、もう一点。
背板を取り付けるためのフレームの先端部分。
緩衝材の役割を果たす黒いショックマウントと呼ばれるパーツ、
それとネジの間に入り込むフレームの先端部分が丸みを
帯びていることが分かりますでしょうか。
これもEVANS社が生産を手掛けていた最初期に生産された
個体であることの証の一つです。


HermanMiller社が生産をするようになると
この先端部分の形状が変わります。
座面の裏にメーカーのラベルが確認できない個体は
上記の三点を参考に確認してみてください。
それでも質問がある場合にはぜひ店頭へお越しください。
実物を見ながらご説明いたしますね。
そして、最後に。
LCMとLCWを比べるとLCM派であるというのはあくまで
BLOGの筆者に限った意見です!
当店STAFFの総意というわけではありません。
LCMかLCWどちらにしようかご検討されている皆さま
店頭で複数のSTAFFの好みを聞いて参考にしてみてください!
アイテム:LCM(Lounge Chair Metal base)
デザイナー:Charles & Ray Eames
メーカー:Herman Miller
コンディション:Vintage
品番:120220101070
価格:¥330,000(税込)
※一脚当たりの価格です。
※ご配送の場合、送料を別途頂戴致します。
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