
アイテム名Eames Conference Table デザイナーCharles & Ray Eames メーカーHerman Miller
「イームズ」
この名前を耳にして
パッと頭に浮かぶのは様々な名作チェアのいずれかでしたね??
そんな皆さまに今日はイームズデザインのテーブルを
ご紹介します。

何を隠そう、これを書いている私だってご多分に漏れず不意に
イームズと聞いて条件反射的に想起されるのは間違いなく
”Shell Chair”もしくは”Lounge Chair”やはり
チェアカテゴリーの家具でしょう。
殊、シェルチェアに関してはビンテージ家具の入門編、
あるいは登竜門的ポジションに位置づけられるシーンを
多々目にすることがあります。

PopでIconicなあのシェルチェアのイメージがあまりに強すぎる
ためかイームズが
椅子専門のデザイナーだと思い込まれることも
しばしば。
ところが、実際はというとチェア以外にも数多くのプロダクト
デザインを幅広く
手がける非常に偉大なデザイナーそれが
”Charles & Ray Eames”なのです。
さあ、本題はようやくここから。
夫妻がデザインした数多くの名作のうち今回は昨今は市場でも
少し珍しいテーブル作品をご紹介です。

1961年にHermanMiller社から発表された
「Eames 2500 Series Conference Table」
発表当初はサイズがとても幅広く20種類以上の型数で展開された。

しかし、これはマーケットのニーズをはるかに上回るものとされ、
3年後の1964年にはサイズ展開の縮小を図り人気の高い9種類に
絞られています。
天板はホワイト、グレーのそれぞれラミネート仕上げそして
もう一つの選択肢として
ウォールナット合計3種類の中から
選ぶことができました。

今回当店に入荷したのはホワイトラミネートの仕様。
3種類のうちでは最も気品に溢れ清潔感のあるクリーンな印象が
強いように感じられます。


ベース(脚部)は両サイド2本脚の設計で安定感を損なわない
ために2本の脚を繋ぐストレッチャーと呼ばれるスチールの
角材が設けられ
脚先のアルミニウムの部分はメーカー比として
重ための部材が採用されています。

今回入荷した個体は全体的にコンディションも良好で
天板の裏にはメーカーのオリジナルラベルが確認できる。
HermanMiller社のラベルは年代によってデザインの変遷が
あるのでこれによって大方の製造時期が判別できます。
ちなみにメーカーの表記が小文字で、録商標を意味するRマークが
ないこのラベルは1970年代初頭~80年代中頃にかけて
使われていたラベル。
おおよそこの間に製造された個体ということが分かります。
前述の通りですが、市場でも次第に希少性が高くなってきている
「Eames 2500 Series Conference Table」
アイテム:Eames Conference Table
デザイナー:Charles & Ray Eames
メーカー:Herman Miller
品番:119250103011
価格:¥264,000(税込)
※一脚当たりの価格です。
※ご配送の場合、送料を別途頂戴致します。
※実物はMid-Century MODERN Flagship Shopにて
ご覧いただけます。