STAFF SNAP AWARDS MILKFED.部門1位
母であることも、店長であることも、どちらも自分らしさの一部。
――「"好き"を信じて続けたら、いつの間にか"私のスタイル"になっていた」
――MIKOTOさん、STAFF SNAP AWARDS MILKFED.部門1位おめでとうございます。今回の反響や感想をぜひ教えてください!
MIKOTO:投票してくださった皆様には本当に感謝しています。STAFF SNAPのフォロワーはわずか10人から123人に増えて、結果をお知らせするのがとても楽しみでした。
と彼女は穏やかに微笑む。 その表情の奥には、ブランドと真摯に向き合い、自分の"好き"を信じてきた芯の強さが見えた。
「相手を尊重することが、ファッションにも通じると思う」「服も人も、どんな出会いも大切にしていきたい。」
現在、MILKFED.でのキャリアは約1年半。 もともとはパートとして勤務していたが、その実直な姿勢と信頼が認められ、店舗リニューアルを機に正社員、そして店長へと抜擢された。
――スピード感のあるキャリアですね。今までもアパレルの経験はあったのでしょうか?
MIKOTO:はい。以前は別のレディースブランドで働き、熊本・大分・福岡とさまざまな地域を経験しました。出産を経て大阪で勤務した後、福岡へ戻りました。
――いろんな経験をされてきたんですね。その中で大切にしてきたことはありますか?
MIKOTO:いろんな場所で、いろんなお客様に出会いました。共通して言えるのは、謙虚であることが一番大事だということ。相手を尊重する気持ちは、ファッションにも通じていると思います。
「古着とMILKFED.のミックス。70年代のベルボトムに、今を重ねて。」
――MIKOTOさんのスタイリングは、王道のMILKFED.とは少し違う雰囲気がありますよね。何か意識しているポイントはありますか?
MIKOTO:MILKFED.のお洋服に、古着アイテムで抜け感を出すのが自分らしいポイントだと思っています。
――素敵です!(キラキラ)MIKOTOさんのスタイリングにはどこかボーイッシュさや個性を感じます。ちなみに、クローゼットの中で"自分らしさ"を一番感じるアイテムは?
MIKOTO:70年代のカーハートのベルボトムです。サイズもぴったりで、お気に入りの古着屋さんで見つけました。履くたびに"これが私らしいな"と思います。
「ファッションは、自分らしさを映す鏡。自分と向き合う時間。」
――これまでの経歴や好きを聞いて、MIKOTOさんのファッションへの想いが伝わってきました。そんなMIKOTOさんにとって、ファッションとは?
MIKOTO:自分らしさを表現できるものです。服を選ぶときは、その日のお気に入りと合うかを大事にしています。ファッションって、挑戦するたびに自分の新しい一面に出会えるんですよね。
モードにも興味があり、今後はさらにいろんなスタイリングを楽しみたいと話す。 彼女の次なる一歩にも目が離せない。
「娘に"ママかっこいい"って思われたい」
二歳の娘の存在が、彼女の原動力だ。
MIKOTO:娘に"ママかっこいい"って思われたいんです。だから、自分自身も常に前を向いていたい。挑戦をやめたくないですね。
「"服選びの楽しさ"を伝えたい」
――今後、お客様にはどんなことを伝えていきたいですか?
MIKOTO:ファッションを通して、"服選びってこんなに楽しいんだ"って思ってもらえたら嬉しいです。
母として、店長として、そしてひとりの女性として。 MIKOTOさんの等身大の強さは、MILKFED.というブランドの温度と重なり、訪れる人を惹きつける。
calif Planning Team
Director : REI OGAWA
Photographer : RYOTARO YAMAGUCHI
Writer : AYA KUROIWA
Creator : WATARU OKAZAKI