ストリートカルチャーを中心に、さまざまなジャンルで活躍するX-girlフリークにインタビューする
企画「X-girl feels」。ファッションやお仕事、プライベートに関して “feel” =感じていることを聞いていきます。
第10回目はモデル/グラビアのGiGi Tateiさん。
男女問わず魅了するセクシーな彼女がもつグラビアに対する熱い想いは、
今後の業界を明るく変えていくこと間違いなしです。
今日はX-girlの新作でセルフスタイリングしてもらいました。
ポイントを教えてください。
マーチンとハーフパンツを合わせてけっこうボーイッシュな感じに。髪の毛もラフにまとめたりして、テキトーなんだけど超おしゃれみたいなイメージです。もうひとつのスタイリングは、タイトなTシャツにミニスカート。X-girlは私の中でストリート系ファッションのイメージだったので意外とガーリーな組み合わせもできるのが最高!って思いました。最近前髪を切ったので、前髪ありとなしの違いも見てほしいです。
普段はどのようなファッションが好きですか?
その日の気分で花柄のガーリー系も着れば、超ストリート系な格好をするときもあります。でも絶対に心がけているのは、あまり下着をつけないこと。下着をつけなくてもよい服をよく着るかもしれないです。
モデル/グラビアとして活動をはじめた経緯を教えてください。
元々自分の体とか女の子みんなの体に興味があって、大好きでした。高校3年生のときにグラビアの話がきて。水着を着られるし、体を見せるような撮影とか大好きなことしかないお仕事だったので「絶対やる!」って思いました。ファッションのモデルもやりたかったので、事務所を変えて最近は活動しています。
モデル/グラビアの魅力はなんだと思いますか?
いろんな自分を発見できること。超ガーリーな撮影だったら、私の中にそういう甘めな一面もあるんだなって感じるし、強めなときもあるし。いろんな自分を見れるから楽しいなって思います。
GiGiさんの活動を通じてどんなことを伝えたいですか?
ファッションモデルは、はじめて数ヶ月なのでお勉強中です。グラビアに対しては、とにかく大好きでやっているからめっちゃ気持ちが強くて。コンビニの雑誌コーナーに並んでいるグラビア雑誌を買うのってすごく恥ずかしいと思うんですよ。でも「私のグラビア出たから買って。」って言ったら「買いに行くね。」って普通にみんなが買いたくなるグラビアをやりたいと思っています。
-
-
コンプレックスはありますか?
小6くらいから胸が大きくなりはじめて、その時はコンプレックスでした。男の子とどろんことかサッカーとかして遊ぶのが大好きだったけど、周りがボインボインって揺れることに喜びはじめて。でも私はそれを喜べなかったので複雑でした。半袖で遊びたいけど上からジャージを羽織ったり、サラシを巻いたりしていました。グラビアをやるようになってから自分の体をより見るようになるじゃないですか。それから “私の体可愛いかも” って思えるようになりました。筋トレのおかげもあって成長するにつれてウエストがどんどん細くなって、自分の体が綺麗に見えるようになりました。
気分が落ち込んだときの解決方法を教えてください。
落ち込んでも落ち込むことを楽しむ。仕方ないっていうか当たり前なことだから。私は落ち込む回数も多いし、落ち込むときは超落ち込む。だけどそのときはあんまり人に話さないようにしています。なんか頭の中に自分がたくさんいて。主役は2人いるんですけど、その2人が「辛いよね」「わかるわかる」って話し合ってます。嫌な考えがないと良い考えは生まれないから、嫌な考えのときは嫌な考えもする。そんなときはメモ帳に書いています。
趣味はありますか?
お散歩です。朝は早く起きるようにしているので、撮影に行くまで3時間くらい散歩できる時もあります。Googleマップとかに頼らずに身を任せて歩くのがルールです。
今後挑戦したいことを教えてください。
8月にYouTubeをはじめようと思っていて。路上でタバコを吸っている人に「相席いいですか?」って言って私もタバコを吸うのが1個目の企画。タバコを1本吸い終わるまでにどれだけその人のことを知れるかっていう私の挑戦にみんなに付き合ってもらおうと思っています。もうひとつは、喫茶店を回るのが趣味なので、喫茶店でいろんな人をゲストに呼んでコーヒー飲みながらタバコ吸いながら会話をするみたいな。
最後に、将来はどういう女性になりたいですか?
将来は自分になりたいです!どんどん自分になっていきたい!無意識に大人っぽくしたり、カッコつけたりして、100%の自分でない時もたまにあるから、そういう気持ちに勝って、いかなる時もありのままの自分でいたいです。
GiGi Tatei
3月19日生まれ。Brasil x Italy x Japanのハイブリットモデル。生まれ持ったcurvy bodyを武器にファッションのみならずグラビアモデルとしても活躍。女性の身体を讃えるべく、グラビアの存在意義を変えようとしている。各方面の重鎮から支持を得るGiGiのマインドとビジュアルはまさに唯一無二な存在として、映像、コレクション、アート作品へのオファーが絶えない。今後は自身の個展などアーティストとしての活動も視野に入れている。
PHOTO:SAEKA SHIMADA(Luuna)
MOVIE:COURTNEY ANN
MOVIE EDIT:MARINA MAEKAWA
HAIR&MAKEーUP:RIE SHIOYA
TEXT:SARA HIRAYAMA
PRODUCTION:KEN OFFICE
EDIT:X-girl