ストリートカルチャーを中心に、さまざまなジャンルで活躍するX-girlフリークにインタビューする
企画「X-girl feels」。ファッションやお仕事、プライベートに関して “feel” =感じていることを聞いていきます。
第9回目は声優・歌手として活動されている降幡 愛さん。
マルチに活躍する中で生まれた彼女の「美学」や「自分らしさ」について迫ります。
今日はX-girlの新作と私服を合わせてセルフスタイリングしてもらいました。ポイントを教えてください。
X-girlさんはストリートなイメージがあったので、そこを少し意識しながら選びました。あとは、黒いアイテムで揃えてみたり。髪の色が結構派手なので、最近は私服も真っ黒になることが多いです。
声優になるまでの経緯を教えてください。
中学3年生くらいに声優になりたい気持ちが強くなり、高校を卒業して、ひとり上京。オーディションを受ける日々の中で大きな作品に出会い、今に至ります。その作品で知り合った大切なスタッフさんから「なにか一緒に楽しいことしようよ」とお声がけいただいて、歌手としても活動するようになりました。
声優になるまでの経緯を教えてください。
中学3年生くらいに声優になりたい気持ちが強くなり、高校を卒業して、ひとり上京。オーディションを受ける日々の中で大きな作品に出会い、今に至ります。その作品で知り合った大切なスタッフさんから「なにか一緒に楽しいことしようよ」とお声がけいただいて、歌手としても活動するようになりました。
これまでに影響を受けたアニメはありますか?
特に歌手活動だと、80年代とか90年代のアニメにインスピレーションを受けていますね。高橋留美子先生の『うる星やつら』とか『らんま½』が好きで、私の中ではとても大きな存在です。
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声優という職業の魅力はなんだと思いますか?
声だけで動物やモノに命を吹き込めることや、外見にとらわれないところが魅力的だなと思っています。そこに不思議と惹かれていきました。
愛さんにとって大きな存在はいらっしゃいますか?
今までたくさんの人と出会ってきましたが、やっぱり1番大きな存在は両親ですかね。「声優」という特殊な職業に送り出してくれたという意味で、家族の存在は大きいなって思います。
今後挑戦してみたいことはありますか?
フィルムカメラが趣味なので、写真のお仕事だったり、個展をやってみたり、本を出してみたりしたいです。「声」以外の表現もどんどんやっていきたいですね。
写真もお好きなんですね。写真を撮る時に使う「視覚」と声優・歌手として日頃駆使されている「聴覚」の観点からみる、愛さんの美学とはなんでしょう?
生々しさ。「泥臭い」とか「生きてる」っていう感じが結構好きです。声優でいうと、息ひとつ、間ひとつにしてもやっぱり人間性が出るじゃないですか。写真だと、綺麗なものよりはちょっと汚れているものが好きっていうか。私の写真フォルダって結構ゴミとかが多かったりするんですよ(笑)。それこそ東京の街中のちょっとした自転車置き場とか、そういうところのリアルさが好きでよく撮ります。フィルムカメラってあまり修正しないじゃないですか。そのままを写している感じが好きです。
さまざまなキャラクターに命を吹き込んできた愛さんの、自分らしさとはなんですか?
ずっと好きでいる気持ちが、次に繋がっていくのではないのかなと思っています。私にしかできないことっていうと好きでいることかな。名前が「愛」なので、人に愛されて自分自身も愛すっていうのが大切だと思います。ギブ&テイクみたいな。
これからの目標を教えてください。
もともとは固定概念が強いタイプだったんですけど、声優だからといって制限をかけずにさまざまなことに挑戦しようっていうテンションでいます。来るもの拒まずっていうか。いろんなことにもっともっと挑戦していきたいなって思っています。
降幡 愛
2月19日生まれ。2015年に『ラブライブ!サンシャイン!!』の出演が決まり、黒澤ルビィ役で本格声優デビュー。同作品から生まれたアイドルグループAqoursのメンバーとしても活動し、2018年に東京ドーム2Daysや同年末には第69回NHK紅白歌合戦に出演を果たした。2020年にはソロアーティストとしてもデビュー。最近ではアパレルブランドとのコラボを行うなどファッションの分野でも活動を広げている。
PHOTO:SAEKA SHIMADA(Luuna)
MOVIE:MARINA MAEKAWA
HAIR&MAKEーUP:RIE SHIOYA
TEXT:SARA HIRAYAMA
PRODUCTION:KEN OFFICE
EDIT:X-girl