ストリートカルチャーを中心に、さまざまなジャンルで活躍するX-girlフリークにインタビューする
企画「X-girl feels」。ファッションやお仕事、プライベートに関して ”feel” =感じていることを聞いていきます。
第4回目はダンサーユニット・AMAMONAさん。パワフルなコレオグラフィーで人々を釘付けにする、
まさにグッドバイブスな2人に撮影スタッフも夢中!4/30(土)に行われるダンスイベント・FASHION DANCE NIGHTで
お二人がディレクションするX-girlコラボステージについても伺いました。
今日のスタイリングポイントを教えてください!
MONA:袖がカットオフされたトレーナーが可愛いなと思って、まず目に入りました!このアイテムを中心にビッグシルエットなボーイッシュスタイルを考えました。やんちゃなだけじゃなくて、華奢なゴールドアクセを合わせることで女性らしさも残しています。
Amami:私はシャツがポイントです。カラーのラインに惹かれました!MONAと同じくボーイッシュなスタイルですが、シャツのフロントボタンを閉めた着こなしや落ち着いた色味を使って、シックに大人っぽくまとめました。
私服もビッグシルエットやメンズライクなスタイルが多いですか?
MONA:そうですね!あとは仕事柄、よく動くのでスウェットを穿くことが多いです。最近はスウェットのセットアップにジャケットを羽織って、カジュアル×かっちりのメリハリをつけたコーディネートをするのですが、この着こなしは時々Amamiと被ります(笑)あとはメガネや帽子が好きで、カラフルなものをよく買います。小物をポイントにして、コーディネート全体がシンプルになりすぎないようにしていますね。
Amami:私は私服のレパートリーが多くて、今日みたいにボーイッシュな気分や、ガーリー、セクシーなど日によってイメージが変わります。その中でも自分流の個性があるファッションをしたいので、普通このアイテムとこのアイテムは合わせないだろうっていうものをあえて組み合わせて、挑戦的なコーディネートをすることもあります。
X-girlはどんなイメージでしたか?
MONA:自分の好きなことに夢中でちょっとオタク気質な、LAのストリートにいる女の子っていうイメージがあります。実は今日のヘアスタイルもそこからイメージしていて、少し“いなたさ”のある三つ編みでトムボーイな感じを演出してみました。
Amami:私も同じくです。活発な、強い女の子の服というイメージがあります。
MONA:あとは動きやすくてカジュアルなものが多いですよね。アクティブに動く時はもちろん、先ほどの私服の話にもあったように、ジャケットなどカチッとしたアイテムと合わせて着崩すのも可愛いと思います。
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4/30(土)に行われるダンスイベント・FASHION DANCE NIGHTではX-girlとのコラボステージをディレクションしていただきます。どんなステージになりそうですか?
MONA:まだスタートの段階ですが(取材は2月)、ブランドのルーツでもあるLAストリートの可愛い女の子や、90年代のムードを思い出すようなステージにしたいと話していました。アヴリル・ラヴィーンとか、私たちが子供の頃にカセットやウォークマンで聴いていたような曲を使いたいですね。
2人で作品を作るときのスタイルを教えてください。
MONA:振り付けを作るときは特にパート分けなどせず、2人でスタジオに入って会話を繋ぐようなテンポ感で考えています。
Amami:これはどうかな?とかお互い提案しあって、話し合う事もあります。MONAとは性格が真逆なのですが、ケンカはしないですね!
MONA:今日みたいに現場でずっと騒いでいる私と、静かにしているAmamiみたいな。いいバランスかなと思いますが、皆さんどうですか?(笑)
お二人での活動で印象に残っている出来事を教えてください。
MONA:昨年の年始から夏にかけて日本全国を回ったイベントですね。私たちは元々H.B.Sという4人組のチームメンバーとして仲良くなったのですが、このイベントをきっかけに2人組のAMAMONAがスタートしました。ツアー中はたくさん作品を作りましたし、寝ても覚めてもずっと一緒にいましたね(笑)
Amami:私たちにとっては大きい出来事でした!ツアーに行く先々で毎回公演の内容が違うので、前日に現地に入って、地元の子たちと作品を作って次の日には披露。また別の土地で同じように作って披露して、ということを続けていました。
MONA:そんな短い時間でもフリを作れるのが私たちの強みだよね。2人にとって大きな経験になったし、それまで以上に絆が深くなったと思います。大変でしたけど、2人でやっている時は基本的になんでも楽しいです!
AMAMONAとして今後やってみたいことは何ですか?
MONA:前提として、変わらず2人で踊っていきたいよね。あとは2人ともファッションが好きなので、今回こうやってX-girlさんの服を着せていただけたことが嬉しいです。ファッションでも特に私は帽子が好きで、Amamiはいろんな着こなしができるので、そういったところも活かせるチャンスがあったら良いなと思います。
ダンサーとして、Amamiさん・MONAさんとしての理想はどんな姿ですか?
MONA:これ!という展望はあまり持たないタイプですが、友達が足を運んで私たちのダンスを見に来て「かっこいいね」と言ってもらうことや、パーティでみんなと踊っている時間が好きなので、そういった仲間と一緒にダンスを共有できる空間、時間を作っていきたいですね。ダンスを通して楽しいことをしていきたいです。
Amami:ダンサーとしては、見ている人に感動を与える人になりたいと、ステージに立つ度に強く思います。もっと世間にダンスを広げて仲間を増やしたいですし、ダンスを通して様々なジャンルに仕事を発展させていきたいですね。またそういった環境を作って、次の世代に繋げていくことも目標です。50歳、60歳になってもそこは変わらずにいたいです。個人としては、チャレンジ精神を常に持っていたいです。どんな時もめげずに一生懸命取り組んでかっこよさを追求する、そんな女性になりたいと思います。
MONA
1994年7月4日生まれ。ダンサー、コレオグラファー。幼少期から数々のコンテストタイトルを獲得。JP THE WAVYやONE OK ROCK、Awich、アンエンユリをはじめとしたアーティストの振り付けやMV、イベントに出演し、次々にラブコールが絶えないトップダンサー。
Amami
1996年10月3日生まれ。ダンサー、コレオグラファー。MONAと同じく幼少期からダンスの才能を発揮し、数々のアーティストの作品に参加。中でも平手友梨奈の振り付けを担当したことで注目を集める。彼女独自のファッションセンスのファンになる人も多数。
昨年GKKJ JAPANTOURを機にダンサーユニット・AMAMONAとして活動をスタート。またNAO、KOTAを加えた4人組H.B.S.としても活動中。
Photo : SAEKA SHIMADA(Luuna)
Movie : MARINA MAEKAWA
Hair&Make-Up : YURI MIYAMOTO
Edit : X-girl