X-GIRL SPORTS

X-girl SPORTSのインタビュー企画
「動き出せ、未来の自分」

アスリートをはじめ、さまざまなジャンルで活躍する
今注目の人たちを毎月ピックアップ。
ファッションもスポーツも自分らしく、
とことん楽しむヒントを紹介。

05.
花巻東高等学校 女子ラグビー部
“今を乗り越えればもっと今を越えれるものが待ってる”

Q1.

ラグビーをはじめたきっかけを教えてください。

アベ(部員):中学校の部活にラグビー部があって、小学生の時から仲の良い友達に「一緒に入らない?」って誘われて、そこから始めました。
イトウ(部員):中学生の時に花巻東高校に行こうと思っていて、ラグビー部があってやりたいと思って。当たるの面白そうだなって。
この辺りの地域はラグビーやっている学校は少ないんですか?
アベ(部員):いやでも結構、北上とかいったら黒沢尻工業とか黒沢尻北とかが強くて。でも女子は無いです。
女子の部活はないんですね?
アベ(部員):ないですね。
花巻東高校に入学する時、ラグビー部に入部すると決めて入られたんですか?
アベ(部員):そうですね。
アンドウ(部員):お兄ちゃんがラグビーやっていて。お兄ちゃんに憧れて始めました。
WEリーグの選手にもお兄さんがサッカーをやっていたことがきっかけだったり、ご家族、ご兄弟の影響で始められた方も多いんですが、みなさんはいかがですか?
アベ(部員):全然。普通に。もう全然。兄弟とかは全然違うスポーツやっていて。知らなかったんです。中学入るまでラグビー。中学校からもう本当にイチからラグビーみたいな感じでした。
オノデラ(部員):お兄ちゃんとお姉ちゃんがラグビーやっていて。高校からですが始めました。

Q2.

部員のみなさんにとってラグビーの魅力とは?

タカベ(部員):身体が大きいとか小さいとか体格関係なくみんなが楽しめるところだと思います。
ミウラ(部員):1つのボールを繋いで、みんなで得点を取りきるところだと思います。
ナクイ(部員):7人制で、複数の人たちでディフェンスをかわしたりとか、タックルをかわしたりしたときに、ほかの人がサポートでまわってくるような協力するのが魅力かなって思います。
野球、サッカー、バスケットボールなどなどさまざまな球技がありますが、他の球技と違うラグビーの面白みとは?
アベ(部員):やっぱり常に全体、結構広いグラウンドを一人一人が見ていなきゃいけないので。15人制だったら人数も多いんですけど。自分たちがやっている7人制だったら結構一人一人が見るのが広いので、やっぱり視野を広く持つって言うのが他とは違うところかなって思います。

Q3.

落ち込んだときやうまくいかないとき、前を向くためにしていることや意識していることなどありますか?

オノデラ(部員):落ち込んだときは、絶対スポーツや自分の目標を達成するために努力しているときには辛いことがあると思うので、そこで諦めるんじゃなくて、「今を乗り越えればもっと今を越えれるものが待ってる」って心に念じて、それを信じて努力し続けています。
そういう感情のとき、納得いく試合じゃなかったり、悔しい思いをしたときにみんなで話したりすることは?
アベ(部員):試合終わってすぐ、ここはこうしたほうが良かったね。もうちょっとこういう声掛けができたんじゃない?とか、結構みんなから色々すぐ出ますね。
それは例えば監督からのアドバイスだったりとか、それとも自分たちで次に向けて解決しようとするのか、監督に相談して変えていくのか、どういうふうに次につなげていくのかなって。
アベ(部員):練習の時に前の試合でこういうところが足りなかったから今日の練習はこういうことをメインにやっていきたいです、とかそういう練習メニューに入れてもらうっていうのはやっています。
その出来なかったことを次の練習に取り入れたり、強化したりみたいなのをやっている?
アベ(部員):はい
自分のスポーツ、ラグビーと向き合うために普段何かしている、心がけていることとか、そういったことってありますか?自分のモチベーション、前向きにやっていくために何かこう取り入れていることとか。こういう考え方していますとかあれば。
ミウラ(部員):この学校の卒業された大谷翔平選手とか、自分が見てきた女子ラグビー部の先輩とかの活躍している姿を見ると、自分もこうなりたいという想いは強くなって、練習頑張ろうって思います。

Q4.

これからの夢や挑戦したいことについて教えてください!

アベ(部員):理学療法士になりたいと思っていて。ラグビーが好きなので、理学療法士になってからもラグビーには携わりたいと思っていますし、岩手に帰ってきて花巻東高校に何か貢献できることがあればな、って思っています。
アンドウ(部員):まだ先だけど、外国とかで戦うラグビープレイヤーになりたいです。
タカベ(部員):1番近い目標で、15人制のコベルコカップのセレクションに受かることと、卒業してからはラグビーのトレーナーになりたいと思っているので、ちゃんと勉強して資格とって卒業してからもラグビーに携わっていきたいです。
ミウラ(部員):高校での目標は全国大会に出場することで、その後は日本で活躍できる選手になりたいと思っています。
ナクイ(部員):自分の将来の夢が音楽の道に進むっていう方向で行きたくて、花巻東の卒業生としてその意思を忘れず、有名になって、みんなから名前を呼ばれるような音楽のアーティストに。ラグビーの方は高校までになってしまうんですけど、花巻東の卒業生っていうのを背負って将来活躍できるようになれたらいいかなって思っています。
オノデラ(部員):私のこれからの目標は、ラグビーをしていた姉が上手だったと思うので、お姉ちゃんを超す選手になることと、ラグビーを通じてスポーツ面だけでなく人間性も成長していきたいです。
イトウ(部員):ラグビーまだ始めたばっかりなので、ラグビーを今からでもたくさん知って、将来はラグビーに関わる仕事に就きたいと思っています。

Q5.

女子スポーツへの未来について、アベさん(キャプテン)の考えや想いを教えてください。

アベ(部員):女子でラグビーやっている、サッカーやっているとかって言うと「えーすごい、珍しいね」とか結構言われるんですけど、珍しいねじゃなく当たり前になりたい、というか。女子でラグビーしているからすごいっていうのは違う、みんなと違うっていうか、特別なことしているんだなーとかじゃなくて。男子と同じ競技をやっているので、当たり前に女子ラグビーって言うのがみんなに知ってもらって、人口も少ないですし、知られることも少ないですけど、これから自分たちの後輩が、ラグビーやってくれる人が増えて、それでもっとたくさん大会とか女子少なくて、大会とか色々やってもっともっとラグビーをする人が増えて、知名度ももっとあがればいいなって思います。

Q6.

X-girl SPORTS アイテムの感想をお願いします!

BASIC SS TEE
¥5,500

オノデラ(部員):普段着でもX-girlの商品を購入させていただいているので、X-girlと花巻東がコラボして、こういうTシャツを作って、自分たちが着ているというのが嬉しい。Tシャツだけでなくて、スパイクやヘッドキャップ、バッグなど、もっと色んなコラボしていただけたら嬉しいです!

※画像(右):今回のインタビュー企画のためにX-girl SPORTSが特別にご用意させていただいた花巻東高等学校×X-girlのコラボレーションTシャツ。(販売商品のロゴプリントサービス等は行っておりません)

花巻東高等学校 女子ラグビー部

2015年4月、強化部として男子ラグビー部が創部される。
2021年に2名の女子部員が入部する。2022年には4人が入部。6名の女子部員は岩手県選抜選手、U18東北選抜選手として国民スポーツ大会東北予選、全国高等学校女子合同チームラグビーフットボール大会などに出場。2023年に8名となり女子部の活動が本格的にスタートした。その年に、全国U18女子セブンズラグビーフットボール大会に東北予選で優勝し東北では初めて単独チームで出場した。また、2024年からは関東U18女子セブンズラグビーフットボール大会に出場するなど県外へも積極的に出ていきレベルアップを図っている。

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