Nelson Drop Leaf Desk Model.4753

アイテム名Eames Time Life Stool デザイナーCharles & Ray Eames メーカーHerman Miller

"What works good is better than what looks good, because what works good lasts."
「見た目が良いものより、機能が良いものの方が優れている。なぜなら、機能が良いものは長持ちするからだ」

1959年、タイム誌の創設者ヘンリー・ルースから
「新社屋のロビーを飾る家具を作ってほしい」という依頼が
イームズ夫妻に届きました。

そこで生まれたのが
「Eames Executive Chair(Time Life Chair)」と
この「Eames Time Life Walnut Stool」です。

↑0411(A)

↑0412(B)

↑0413(C)

超高層ビルのロビーという極めて現代的で直線的な空間に
夫妻は「温かみのある有機的な形」を置くことで
訪れる人々を
リラックスさせようと考えたのです。

この独特なフォルムには、
妻Ray Eamesの感性が強く反映されています。

Rayは世界中の民芸品のコレクターとしても有名でした。
そして彼女が特に好んでいたのが、
アフリカの民族的な腰かけ椅子です。

↑以前に入荷した個体の画像です。

ろくろで削り出したような力強い造形は伝統的なアフリカの
椅子へのオマージュであり
モダンデザインとプリミティブな
美しさが見事に融合した作品です。

当初のデザインでは「上下」が決まっていましたがある日
イームズ夫妻がスタジオでスツールをひっくり返して
置いてみたところ
「逆さまにしても美しい」ことに
気が付いたそうです。

その結果、天面も底面も同じようにコンケイブ(凹み)加工が
施され
どちらを向けても安定して座れる(あるいは置ける)
現在のリバーシブルな形へと完成されました。

短時間の腰掛けとして快適なだけでなく
コーヒーカップや本を置くテーブルとしても安定して使えます。

現在もHerman Millerから4型の現行品が販売されていますが、
タイムライフビルが竣工した当時に製品として
世に送り出されたのは

0411(タイプA)、0412(タイプB)、0413(タイプC)の3型でした。

HermanMiller Official Siteより引用。
URL:https://www.hermanmiller.com/resources/3d-models-and-planning-tools/product-models/individual/eames-turned-stool-d-shape/

4つ目の形状であるタイプDは1960年のプロジェクト当時に
プロトタイプとして作られていたデザインです。

Eames Officeの設立初期のデザインを再評価する動きの中で
この造形も素晴らしいと判断され、2023年に正式に
リリースされました。

タイムレスなデザインはきっとこういうもののこと。

空間に一つ置くだけで、日常の景色が少しだけ特別に変わる
——そんな魔法のような体験を、ぜひ味わってみてください。

実物はMid-Century MODERNにて展示しております。

Mid-Century MODERN
〒153-0042
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